母親学級

朝からキリンとサントリー経営統合というニュースにギョエェ・・・!


酒大好きな上に、仕事もちょっと関連してるので、あらあらという感じです。


それはさておき、今日は区の母親学級に行ってきました。
2週間の間に3回シリーズで、今回が最終回。今回は両親学級で、父親も参加して、入浴実習やら妊婦体験やらをやりました。あひるちゃんパパも休みを取ってくれて、一緒に参加してきました。


参考までに、全3回の様子を下記に。

千葉市美浜区母親&父親学級

第1回
入り口で、住んでいる地域と2回目・3回目をAMとPMのどちらに参加するかを申告。それによってグループが分けられます。
3回通して近くに住んでいるメンバーと交流して今後の付き合いに生かしてほしい、というねらいのよう。1グループは6名までで、地域は4つに分かれていました。分かれている4つの地域は隣接している地域で、最寄り駅でくくられている感じですね。
私は、2回目はPM、3回目はAMに出ようと思ってたのですが、この時点で3回目も午後参加することに決定・・・。別に用事があればグループを変えればいいんでしょうけど、小心者ですから(笑)・・・いやいやそうではなくて、講座の内容はともかく、やっぱり友達がほしかったですから!


講座は2時間半。最初はグループ内で自己紹介。住んでいるところとどれくらい住んでいるか、なんかを話しました。うちのグループは、昔から住んでいる人と、新しい人が1:2。病院の話なんかもしました。私と同じ人が3人いました。当然ですが病院によっていろいろと違っていますよね。お話聞いて、2人目はこっちの病院のほうがいいな、なんてひそかに思ったりしてました。


自己紹介のあとは、配られたテキストに沿って、栄養士さんと歯科衛生士さん、保健師さんからの話がありました。
栄養士さんからの話は、正直、妊娠中期の今となってはもう必要ないんじゃない?みたいな話が多かったかなー。食べ物については、妊娠したら真っ先に調べたり言われたりすることだし。たまごクラブの「妊娠したら最初に読む本」とか、色んなサイトには必ず載ってるカフェインのこととか、マグロとか、たんぱく質とか、葉酸とか。
バランスよく食べましょう、っていうのはまぁ当然のことだし。
栄養士さんがちょっとした工夫をバババーっとしゃべってくれましたが、なんか、ちょっとクイズとかバランスのよい食事を作るためにどういう献立を組み合わせるか、とか、少し考えるような構成でも良かった気がします。毎日の食事のことだし、体で覚えないと実践できないもんね。


歯科衛生士さんはおしゃべり上手な方で、おもしろかったなー。つい数日前に妊婦歯科検診に行って、歯磨きレクチャーを受けたばっかりだったんですが、磨き方がそのときと同じだったので疑問ももたずにすとんと入ってきました。よかった。
で、今まで歯科検診に行く意味って、妊婦になるとカルシウムが取られてお母さんの歯がボロボロになっちゃうから、それまでにちゃんと治しておかなきゃいけないんだって思ってたんですが、実際はそういうわけではないらしい、ということがわかりました。
生まれたばかりの赤ちゃんには虫歯菌はないんですが、歯が生える時期になると、口移しで虫歯菌が感染ってしまうらしいんです。
なので、体の自由がきく妊婦のうちに検診を受けておいて、もし虫歯があれば赤ちゃんの歯が生えるまでに治す、赤ちゃんとチューする可能性がある家族で治しましょう、ということらしいです。
なるほどー納得。


第2回
今回は30分早く集合して、ミニ教室、という名の試食会がありました。
誘惑に駆られて食べたくなりがちなメニューを、低カロリーで栄養たっぷりにつくる、というもので(とあからさまに謳ってたわけではないですが、良く解釈するとそういうことなんだろうと。)メニューはピラフ風のにんじんご飯とミルくずもち。
細かいメニューはあとで余裕があれば追記したいと思いますが、おおざっぱにはこんな感じ。


にんじんご飯
にんじんをすりおろして、ちょっとのバターとブイヨン、ちりめんじゃこ(お湯をかけて塩分を抜くという工夫つき)を入れて普通に炊く。

ミルクくずもち
片栗粉と砂糖をまぜて、牛乳を入れて火にかけて練り混ぜるだけ。
バットにあけてきなこをまぶす。ゴムべらで切り分ける。


ミニ教室のあとは助産師さんの話だったのですが、助産師さんが30分くらい遅刻されるとのことで、グループでなんやかんやおしゃべりをしてました。あひるちゃんと同じく、頭が大きくて足が短いベビちゃんもいて・・・。あとは後期の方も2人いたので、胎動がどれくらいまでになるのか、なんて話も聞けました。


助産師さんの話は、出産のことが主。破水や陣痛の様子、陣痛が来ても時間がかなりかかるので慌てなくてもよい、破水してなければできればゆっくりお風呂に入ったほうが良い(出産したらしばらくシャワーだけだし、その後もゆっくりお風呂に入ることはできなくてなってしまうので!あと、身体を温めると子宮も開きやすくなると言われているらしい)、とか。あと、用意したほうがいいものとしてカイロとか、ちょっとつまめるもの(ダンナさんの分も)なんかもあるといい、ということを教えていただきました。


その後、畳の部屋に移動して、陣痛の段階による呼吸法について教えてもらいました。
陣痛の最初の段階では、ヒッヒッフーというおなじみのアレ。パートナーには、片手を肩に置き、あいているほうの手で背中の、腰のあたりをリズムに合わせてさすってもらうというもの。リズムはさすっているほうがリードして、妊婦さんはそれに合わせるようにするということです。

陣痛の後半、「いきみたい感じ」になったときは、フー・ウンという呼吸に変えます。ヒッヒッフーだと、最後の「フー」でいきんでしまうので、「フー・ウン」ではお腹に力を入れないで、胸と肩のあたりで息をする感じ。で、パートナーさんは背中の腰の辺りと、お尻の割れ目のすぐ上くらいを「フー」と同時に押します。で、「ウン」で離す、ということです。


こんなの1回やっただけでは到底実行できそうにないので、よくよく復習して、夫婦で練習しなきゃね。


第3回
今回は父親の入浴を&妊婦体験つき。基本的に別行動で講習を受けます。
父親の参加率は7割くらい。意外と多い!びっくりでした。でもいいことですね。

最初に保健師さんから育児グッズについて少しお話。必要なもの・不要なものをささっと教えてもらいました。育児雑誌等に比べてかなりシンプル!さすが役所(笑)

必要なもの

  • ベビーバス
  • バスタオル(吸水性がよく、肌触りのよい、上質のものを用意すること)
  • ふつうのせっけん(香料はあまり入っていないもの。泡立ちのよいもの)
  • ガーゼのハンカチ(20枚くらい)
  • 哺乳瓶(母乳の人は小さいものを。母乳用の乳首もあるとのこと)
  • 体温計(耳ピッピ)
  • 赤ちゃん用爪きり(寝ている間に切るそうです)
  • 綿棒(まとめずに色々なメーカーのものを)
  • 授乳クッション
  • 短肌着(長肌着は要らないみたいで・・・)
  • ベビー服

不要なもの

  • 赤ちゃん用せっけん
  • 赤ちゃん用入浴剤(サンプルなどもらうので、お母さんがどうしてもしんどいときには使えばいい)
  • ベビーオイル


とはいえいろいろ買ってしまうんだろうけど、せっけんのことなんかはためになりました。
あと、布オムツにチャレンジしようと思ってる方ーって聞かれて、手を上げたんだけど、見事に私だけだったようで・・・。保健師さんに「生まれたばかりだとほんとに大変だから、紙オムツで楽したほうがいい」と言われてしまいました。
うーむ・・・。そんな風に言われるとちょっと萎えるなぁ。あんまりがんばらない布オムツを志向しているんだけど。


その後は分かれて講座。
母親は、先輩ママの体験談、ということで、2グループに分かれて30分くらい話を聞きました。
生まれてからはとにかくおっぱいをあげてご飯食べて寝る、他には何もしない、というサイクルが1ヶ月くらい続いたということ。そんなに何もしない・できないんだーとびっくり。実際に自分がどうなるのか、全くわからないですね。

で、連れてきていた赤ちゃんをみんなでだっこさせてもらいました。誰に抱かれててもすごーく大人しくていい子!別室でビデオを見ていた父親チームが合流して、そちらもだっこさせてもらっていました。あひるちゃんパパの胸に挿していたボールペンをおもちゃと間違えていたり・・・。かわいかった。


父親チームの入浴実習の間、母親チームはさっきまで父親が見ていたビデオを鑑賞。お腹にいるときに父親の声をよく聞かせて、生まれたあとの赤ちゃんがどのように反応するか、という15年前のNHKスペシャルのビデオでした。
お腹の中にいても、外の声がかなりはっきり聞こえているということにびっくり!さらに、母親と父親に求めるものが違っているということも赤ちゃんの表情から分析されていて、すごく興味深かったです。母親には安心や甘えを求めていて、父親には遊んでもらうことで予期できないエキサイティングな体験を求めるんだとか。ただ「親」というだけではなくて、ちゃんと赤ちゃんの中で役割が分かれてるんですね。これは、父親に見せると断然やる気がでそう!父親の子育て推進をしている区のねらいはかなり当たってるかも(笑)


父親のほうは入浴後は妊婦体験。9ヶ月くらいの母親の身体をイメージして、9kgのボディスーツをお腹につけます。みんな口々に「重い!」「こりゃ大変だ!」と大騒ぎでしたよ。
9kg重くなると実際どうなるのか、まだ私たちだってわからない世界ですが・・・。
正直、妊婦体験ってどれくらい効果あるのかなーと思っていたんですが、あひるちゃんパパの反応をみても、他の方の反応をみても、なかなかよかったのかなーって思います。


その後は出産後のメンタルヘルスについてなど。どんな風になるのかはほんとに想像がつかないですね。私も落ち込みが激しいほうなので、あぁ・・・こわいこわい。


そんな感じでの3回の学級でした。
知ってることも多かったけど、違った観点から勉強になることもあって、よかったかなぁって思いますね。知り合いもできたし。
でも、土日にやってくれるコースがあるともっといいなぁ。せめて父親参加のコースは、土日があるともっ参加率は上がったりするんじゃないでしょうかね。役所だから難しいかもしれないけど・・・。


今後は同じグループの人たちと連絡をとって、仲良くさせてもらいたいです。